KOO-KI TOPICS - 【手話ワークショップに参加してみた】手話エンターテインメントって、こんなに楽しいの⁉️

【手話ワークショップに参加してみた】手話エンターテインメントって、こんなに楽しいの⁉️

2024年4月18日(木)、手話エンターテイメント発信団oioiさん(以下、oioiさん)からの依頼で、KOO-KI白川 東一が手がけた『なんちょうなんなん』のキャラクターを活用した映像教材制作プロジェクトが始動しました!

このプロジェクトはクラウドファンディングを通じて始まり、告知からわずか6日で目標金額を達成!さらに、ネクストゴールも突破するという驚異的な反響を呼びました👀✨

当初4本だった映像教材は、皆さまの温かい支援のおかげで7本に増え、完成予定も2025年4月から9月へと延長。より充実した教材をお届けできるよう、現在も鋭意制作を進めています。

そんな中、大阪を拠点に活動されているoioiさんが、福岡で「手話ワークショップ」を初開催するという情報をキャッチ!KOO-KI広報担当のヒージャーもこの機会を逃すまいと潜入してきました😆🎶

手話ワークショップで体験した驚きと感動を交えながら、oioiさんの魅力をお伝えする事で、KOO-KIが現在制作中の映像教材にも少しだけ興味を持って頂ければと思います!

 



oioiさんとは?

「エンターテイメントの力で耳がきこえない人ときこえる人の間にある“心のバリア”をぶっ壊す!」そんな熱いミッションを掲げ、全国を駆け巡る oioiさん

公式Instagramをチェックしてみると、なんと 2025年1月〜3月のイベント開催日数は驚異の25日! 👀

自主イベントの開催に加え、全国各地のイベントへの出演、ラジオ出演など幅広く活躍されています。北は北海道から南は鹿児島まで、日本中を飛び回るそのエネルギーには脱帽です✨

過去の主な出演実績としては、
東京2020 パラリンピック開会式 出演
TED×Kobe 2019 登壇
✅ NHK Eテレ「バリバラ」出演

など、まさに“引っ張りだこ”な団体なんです!


そんなoioiさんが、ついに2025年3月1日・2日 福岡・天神 にやってきました!この日は3名のパフォーマーが出演。(写真右からのぶさん、りょーじさん、ちーたんさん。) 3人とも生まれつき耳がきこえない・きこえにくいそうですが、言葉はききとりやすく、トークも上手!しかももちろん、手話をしながらのパフォーマンスです。皆さん本当に器用だなぁ〜と感心させられます。

 

①まずはゲーーーム!
最初のコーナーでは、ゲーム感覚で手話を学んでいきます。「おかあさんといっしょ」の手遊びうたのような優しくて楽しい雰囲気に、「吉本新喜劇」のような“笑い”を交えた独特なスタイルで終始
展開していきます。

想像以上に手話部分の繰り返しが多いのも特徴で、“笑い”をテンポよく入れているせいか全く飽きず、ワークショップを終えた頃には自然とかなりの数の手話を覚えることができました‼️👀

とにかく、パフォーマー自身がすっごく楽しそう!

体全体を使って楽しく手話を教えてくれるので、参加者達も自然とつられて笑顔になっていきます。ちなみに、写真に写っている人々がやっている、両手の指先同士をくっつけるポーズは手話で「家」を表すのですが、oioiさんのステージでは「イェ〜イ!」という意味でも度々登場します🏡✌️

②日常で使える手話を覚えよう!

手話でのあいさつやリアクションを覚えるコーナーでは、「この手話分かる人〜!」と観客をどんどん巻き込んでいきます。

大人も子供も、きこえる人もきこえない人も、全ての人が楽しめるステージ。そんな夢のようなステージがあるんです。冷静に考えたら凄すぎませんか?

 

③きこえないってどんな感じ?【デフトーク】

最後のコーナーでは、oioiのパフォーマー3人が「きこえない人のリアルな日常」をユーモアたっぷりに語る『デフトーク』を披露。一つの質問に対して、三者三様の捉え方があるという事を面白く紹介してくれました。

このコーナーからめろんさん(写真右)も登場し、事前アンケートを元に3人のパフォーマーへ質問を投げかけます。

めろんさんはきこえる方で、広報・通訳・撮影などの業務を担う“縁の下の力持ち”!
oioiさんの活動は、パフォーマー・スタッフそれぞれにきこえる人、きこえない人がいて、みんなでひとつのイベントを創り上げているんだそうです。

以上が福岡会場での内容でしたが、ステージ内容は毎回違うようなので、oioiさんのステージをぜひ生で観てみたい!という方はoioiさんの公式サイトをチェックしてみてくださいね。

 

イベントの模様は「こどもタイムズ」でも紹介!

3月1日(土)のイベントは、西日本新聞「こどもタイムズ」の記者さんたちも取材に来てくださいました!小学生のこども記者たちからは、「なぜ手話パフォーマンスに“お笑い”を入れたのか?」「なぜ手話を広めようと思ったのか?」など鋭い質問をoioiさんに投げかけていました。こちらの記事は掲載日が決まり次第またお知らせしますので、ぜひご覧いただければと思います。


 

そして最後に、改めてお知らせです📣
映像教材プロジェクト進行中!

全国で活躍しているoioiさんからの依頼で、KOO-KIが現在制作している『なんちょうなんなん』のキャラクターを活用した映像教材は、2025年9月映像完成&リリース予定!

この教材は、小学校の福祉教育の授業などで活用される予定で、子供たちが思わず本気になってきこえない人の困りごとを見つけたくなるように設計されています。
まさに、今回のデフトークでも出てきたような、きこえない人の様々な困りごとが、映像の中にもさりげなく詰まっているんです!

「エンターテイメントの力で耳がきこえない人ときこえる人の間にある“心のバリア”をぶっ壊す!」

oioiさんの目指す未来の実現に、KOO-KIも映像の力で貢献できる事を誇りに思います!

全7本の映像、どうぞお楽しみに✨

 

<関連リンク>
一般社団法人 手話エンターテイメント発信団oioi 公式サイト
「思わず本気になる教材を作りたい!~きこえない人が困ることなんなん?~」クラウドファンディング
「なんちょうなんなん」KOO-KI WORKS
白川 東一の最新WORKS