カラーバー
木綿:今日は久々にみんなで昔話をしていたところ、懐かしいエピソードを思い出したので、ひとつ。
<カラーバー> 簡単にいうと「テレビ用の色見本帳」 世の中のテレビ用の映像は、この信号を基準として色調整することになっている。 各機器ごとに設定されており、とっても厳密に決められてます。 テープ収録時には、これを頭に入れとくルール。その昔、まだベーカム(ビデオテープのプロ使用)で納品していた頃のこと。 初めて自分ひとりで納品の準備をしていた時です。 ほぼ準備が整ったんですが、何かが足りない。 「ああ、あれや。カラーバーや。」 でも、どこにあるんやろ? いくら探しても見つからない。 迫り来る納品時間。 「やっべぇな、間に合わん。」 しょうがないんで、僕、急いで作りましたカラーバー。 webで探してきた画像をトレースして。 まあまあの出来で、ぱっと見は本物っぽい。 いや、むしろ本物より全体的に発色が良い感じかもね。ナイスカラーバー。 「よっしゃ~出来た!!」 . . . . . その後は、編集室からツッコまれ、社内の皆からツッコまれ・・・。 しばらくカラーバーを自分で作る男っていうエピソードがついて回ってました。 当時は恥ずかしくてたまらんかったですが、10年も経てば、むしろイイ思い出ですね。 =========================== <<蛇足の説明>> この悲しくも笑えるエピソード、映像業界の人じゃないとわからないかもですが、 たとえて言うなら、、、うーん、 「郵便出しておいて、といわれて、封筒まで作ったのはいいが、 そういえば郵便って切手貼らないといけないんじゃないんだっけ? 作って貼っとけばいっか。」 みたいな感じに近いかも。 むしろわかりにくかったらスミマセン、ですが、、、。 要は、「基本的には自作するものじゃーない」ものを適当に作ってしまった、というところに 滑稽さがある、ということでございます。 ちゃんと勉強しましょうね。 あっという間に ビデオ編集+DVD作り [poll id="23"]