福岡に遊びに来た友人を、博多駅まで見送りに行った。「ケイランソウメンっていうのを買わないといけないんだけど」と、友は言う。 不肖通信員なべこ、またしても浅学にして「ケイランソウメン」というものを知りませんでした。 「ソウメン」というからには、なにか麺類？と思い聞いてみると、友も「いやよく知らないんだけど、甘いらしい」と言う。 甘い素麺？ 広い広い博多駅おみやげもの売り場をさまよう二人。 知らないものを探すのって、難しいですよね。 しかしほどなくして、お菓子売り場の一角に売り場を発見。 黄色い...。 「ケイラン」とは、字を見ると「鶏卵素麺」なのであった。 この黄色は卵の黄身ということですか。 早速試食をしてみると、確かに甘い。甘すぎるくらいに甘い。 友は指定のおみやげを無事ゲットできたことに安堵し、満足げな顔で新幹線乗り場改札から去っていった。 私は後学のため、自分用に買った鶏卵素麺（たばね）を手に見送りつつ、口の中はまだ甘さMAX！ wikipediaで調べてみると、ポルトガル由来？の南蛮菓子なのですね。 ふうん。 昔の食べ物だから、甘い＝高級だったんだろうなあ、きっと。 普段それほど甘いものが好きというわけではない私には、ちょっと甘すぎるお味でした。 が、卵好き、甘いもの好きな方にはたまらないのではないかと。 素麺という名前ですが、茹でて食べることはできませんのでご注意をば。 鶏卵素麺 - 松屋菓子舗 福岡・博多 お菓子の由来もいろいろありそう。 お菓子の由来物語 [poll id="18"]