直感的で分かりやすい!ドキュメンテーション紹介ムービーが完成!
世界中の子供達の”いきる力”を育てるために、
より良い教材や使いやすいサービスの企画・開発・販売を行うSmart Educationさん。
以前、KOO-KIで制作した保育園向けICT教材「きっつ(KitS)」 のTVCM、PVにひき続き、今回は園と家庭をつなぐ写真・動画配信サービス「きっつ(KitS)おうちえん 」の新サービス「ドキュメンテーション」の紹介映像を制作させていただきました!
まずは完成した動画をぜひご覧ください👇
総合ディレクションを務めたのは、前回に引き続きKOO-KI白川 東一。
Director白川は、今年で10周年!シリーズ累計135万DLを誇る幼児向け知育アプリ「タッチカード」の生みの親。そのため、今回のような幼児教育をテーマにした映像作品はとてもやりがいを感じるそうで、楽しみながら作ったそうですよ!
さて、まず初めに映像を見て、鍵盤ハーモニカの楽曲がとても気になりませんでしたか?
この楽曲は知育アプリ「タッチカード」のサウンドも担当頂いている麻さんに依頼しています。3種類の音域の鍵盤ハーモニカを一人の方に生演奏いただき、アンサンブルとして収録しました。
映像だけでなく音楽にも妥協なし!
今回の映像のターゲットは園長さんや園で働く先生方といった大人たち。
みんなが一度は体験したであろう鍵盤ハーモニカの音を使う事によって
瞬時に幼児教育のシーンを連想させています。
音楽の力って凄いんですね。
続いて、クライアントからのオーダーで
「動物」を使ったモチーフで「親しみやすさ」を出してほしいという要望から
キャラデザ&監修もDirector白川が担当しました。
登場人物の設定がひと目でパッと分かりやすいように、
大人はニワトリ、子供はヒヨコのキャラクターにしたんだそう。
確かに登場人物が直感的に把握できると、複雑なサービス内容もすっと頭に入りますね!
↑カラのおむつからプリッとお尻が出てるのは、敢えてだったんですね😆
キャラクターの設定が最初から細かい!
さらに今回は、スマホやPCで簡単に「ドキュメンテーション」を作成できるサービスの特徴から、サービスの先進的な質・信頼度の高さを表現するためにも、全篇を3DCGでリッチな映像に仕上げています。
Director白川が描き起こした2Dデザインを3DCGに変換し
アニメーションを付けたのはKOO-KIの3DCGクリエイター3名。
3歳児を育てる、まさにこのサービスを受ける側でもあるパパDirector生嶋 就に
二児のパパでもあるCGクリエイター山下 裕次郎。
そしてZ世代のAssistant Director石井 真登という、
KOO-KIの最強3DCGメンバーが集結!
今回は3人が連携して作った3DCGの工程も、少しだけご紹介します!
ざっくり「モデリング」、「リギング」を生嶋が担当し、
「シェーディング」、「レンダリング」のセッティングは石井&山下、
「アニメーション」はシーンによって3人で分担、
「コンポジット」も主に生嶋が担当しています。
まずはDirector白川のキャラデザを3DCGに「モデリング」していきます。
立体にした時に破綻する箇所はないか、
動かしやすいかなど、問題を洗い出しながら作っていきます。
続いて「リギング」の作業。
モデリングされたキャラクターを動かせるように「骨(ボーン)」を入れ、それだけだと動かしづらいため、アニメーターが直観的に動かしやすいように「コントローラー」もつけていきます。
↑上記画面は一番左から、全表示/モデリングのみ/コントローラー/骨(ボーン)。
そして作業をしながら3Dモデルの表面に色んな材質をつける「テクスチャー」や
影を付け立体的にみせる「シューディング」も行っていきます。
↑左の赤枠はテクスチャーのテスト。方向性が決まったら青枠のように欲しい見た目を探って、一番右が最終形!
(なんだか間違え探しくらい微妙な差ですが、確かに一番右が良いのは分かりますね。)
こうしてやっと3Dのキャラクターが完成したところで、実際に動かしていきます。
アニメーションでは子供の無邪気さを表現するため、ヒヨコの歩幅を小さくしてちょこちょこ歩かせるなど、細部に渡って何度も調整していきました。最近はコロナ禍のため在宅で作業するメンバーも多いので、週1のミーティングで細かく微調整していったそうです。
さらにアニメーションにカメラアングルや光の配置を決めて最終イメージに近づけ「レンダリング」で書き出します。
この膨大な工程と作業量を3人で分担しつつも同時並行でできるところは進めつつ
Director確認、クライアント確認を重ねて完成形に近づけていく。
3DCGってチームワークやコミュニケーション能力、スケジュール管理が重要なんですね。
作業量に比例して絵力がUPすることで、
映像に引き込まれるような魅力もUPしていくんですね!
さらに、コロナ禍でイベントなど保護者が来園する機会も減り
保育の様子が伝わりにくくなったと実感している
パパDirector生嶋がメンバーにいることにより、
先生たちの大変さもリアルタイムで感じているからこそ
このサービスでみんなが幸せになって欲しいという
思いも映像作品に込められているのかもしれません。
それでは、この映像に込められた想いを理解したところで、
もう一度映像をご覧ください。
ぜひ、キャラクター達の活き活きとしたアニメーションにご注目ください!
ー<STAFF>ーーーーーーーーーーーーーーーー
企画/演出:白川 東一、生嶋 就(KOO-KI)
PM :古城戸 利香(KOO-KI)
3DCG :生嶋 就、山下 裕次郎、石井 真登(KOO-KI)
音楽 :麻 吉文
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