KOO-KI TOPICS - 【インタビュー】KOO-KI初のママディレクターが語る、出産後も仕事を続けられる理由

【インタビュー】KOO-KI初のママディレクターが語る、出産後も仕事を続けられる理由

女性にとってキャリアアップの壁の一つが『出産』ではないでしょうか?
KOO-KI広報のヒージャーも、(当時は別の会社に在籍しておりましたが)
7年前に出産を経験し、出産後はそれはそれは大変でした〜😭(遠い目)

これから出産を希望する女性は『復帰後も同じように働けるのか』、
子供との生活や復帰後のイメージがつかず、不安に思う方は多いはず。

そんな働く女性の参考になればと、2021年1月に東京オフィスに復帰したばかりのKOO-KI初・ママディレクター勝倉葉子氏にリモートでインタビューしてみました!

↑写真下が勝倉さんと1歳になる息子くん。この日は息子くんがノロで保育園に預けられなかったそう。家族全員ノロになり、すでに大変そうな勝倉家。写真左はアシスタントディレクターの山内さん。先輩ディレクターの話を聞きたいと、この場を開いてくれた張本人です。

男性ばかりだったKOO-KIも、近年では女性社員が増え産休・育休制度をちょうど整えたところに、勝倉さんの妊娠が発覚。
会社も本人も手探り状態の中、勝倉さんはKOO-KI初の産休・育休を約1年間取得しました。


そもそもママディレクターって少ないの?


出産後ディレクターとして復帰した人はKOO-KIでは勝倉さんだけですが、
業界的にはどうなのでしょうか?

「直接の知人ではないですが、同じ業界内でも産休&育休を経て母親になったディレクターが何人かいらっしゃるとは聞いたことがあります。直接の知人では1人しか知らないですね。出産を機に別の部署に異動したり、仕事をセーブしたり、子供がある程度大きくなるのを待って仕事復帰することが多いと聞きますね。」

そもそも女性ディレクターの絶対数が少ない上に、
出産を経て、復帰する人はごくわずかな様子。
ママディレクターがいかに希少性の高い職種なのかが伺えます。

 

女性ディレクターが結婚を機に辞めるワケ。
それは仕事の過酷さにあった。


約1年間の育休を経て復帰後、勝倉さんが子育てしながらどんなタイムスケジュールで仕事をしているのか聞いてみました。

「平日は子供を保育園に預けている9-17時(コロナの影響で延長保育NG)をコアタイムとして、その時間に各種打合せなどが収まるようにスケジュールを相談させてもらっています。
多くの人が関わる撮影や試写などはどうしても保育時間外の場合もあるのですが、事前にスケジュールが分かるので、ピンポイントで旦那さんや(出産を機に実家の近くに引越したので)両親にも協力してもらっています。」

「幸いなことに子供が人見知りもなく、割と誰にでもなついてくれるので仕事に出られています。子供の性格や性質などは、仕事復帰する際に一番重要な要因になると思いました。毎回泣かれるようであれば、心が痛くなると思いますし、何より子供に申し訳ない気持ちになりそうです。そんな気持ちじゃ、きっとハッピーな演出は出来ないと思ったので、子供の様子はしっかり見つつ、仕事復帰を進めていきたいと思っています。今のところは毎日ニッコニコなので大丈夫そうです。」

忙しい中でも子供の様子をしっかりみつつ、
旦那さんやご両親、仕事仲間にも的確に協力を仰ぐ。

サポートしてくれる家族や仕事仲間の存在があるからこそ、
また、応援してあげたくなる存在だからこそ
勝倉さんは「ママディレクター」になれた

と言っても過言ではないのかもしれませんね。

 

正直、子育てしながらディレクターの仕事ってキツくない?

子供という『スケジュールの読めない存在』と対峙する中、挫けそうになった事もあったそう。

「出産直後は思い描いていた生活とかけ離れた現実があり、復帰は無理じゃないかと思った事はあります。
ただ、子供は日を追うごとにどんどん成長をして状況が変わっていくので、その様子を見ていたら復帰のタイミングが見えてきました。自分も初めての育児に慣れてきたというのもありますね。」

子供がいると、読めない部分(突然の病気や怪我)がどうしても発生します。
そのリスクに対して、
どのように回避して行けるか
回避の方法をいくつ持てるか、そして、
周りの人に協力をお願いする事が出来るか
が仕事復帰のカギではないかという勝倉さん。

因みに、KOO-KIではコロナ禍のずっと前から、子育て世代のパパ・ママは上司に相談すれば在宅ワークができる環境を整えてきました。

在宅ワークできる環境は、子育て世帯には本当にありがたいもの。

なぜなら、子供が1〜3歳は保育園から頻繁に病気をもらってくる事が多く、熱などの症状はなくても潜伏期間中は保育園で預かって貰えない事が多々あります。

その場合、一般的には(空きがあれば)病児保育に預けるか、(高齢者に病気をうつす危険をはらみつつも)祖父母に預けるか、(父•母どちらかが休んで)有休消化になると思います。

しかし、KOO-KIではもう一つ「子供の面倒をみながら働けるなら在宅ワークしても良いよ」という暗黙のルールがあります。
なかなか大変ですが、病み上がりの子供の面倒を自分で看る事ができるのはとてもありがたいシステムです。


「好き」だからこそ続けられる。


過酷な映像業界。出産を機に辞める人が多い中、
なぜ勝倉さんは同じポジションへの復帰という道を選んだのか。

この仕事が好きなんだと思います。
一緒に今までモノ作りをしてきた先輩や仲間に会いたくて、
また一緒に仕事がしたくて仕方がなかったんです。

好きな気持ちに一点の曇りもナシ。潔い回答に私もなんだか応援したくなる。
これが勝倉さんの人間力なのかもしれません。

 

ここで、勝倉さんが育休前に関わった作品を一部ご紹介します♪

▼こどもちゃれんじ「初めての1人遊び・実況中継」篇

↑女子率の高い現場で、終始和やかな雰囲気だったそうですよ〜。子供たちの自然な笑顔からも現場の空気感が伺えますね。

▼GiRLS by PEACH JOHN 2019 SPRING

 
 
 
 
 
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↑彼女たちが身に付けているのがブラというのを一瞬忘れるくらい、カワイさ全開のWebCM。この撮影時、勝倉さんのお腹には既に赤ちゃんが居たそうですよ😁

 

出産・育児を経て得たものは?
今後どんな事に挑戦したいのか。

「今まで知らなかった世界を見ることができ、人生は経験してみないと分からないことが多いんだなと気づきました。人生初の入院生活というのもあり、今まで健康で自分の思うままに動けていた日常の尊さをコロナの流行も相まって、本当に痛感しました。だからこそ、復帰後もこの気持ちを忘れないようにしていきたいと思っています。
日々、新しいことに触れて、学んで、大変なことも多いですが、毎日が楽しいです。生活の中で感じたことなどを企画や演出に活かせていければと思っています。」

出産後すぐにコロナ禍に見舞われた勝倉さん。緊急事態宣言という世界的に制約の多い中で不安と戦いながらも、とても前向きに育児をされてこられたのではないかと思います。この特異な経験がどのような形で勝倉さんの映像に現れてくるのか、とても楽しみですね!


【まとめ】出産後も働くためには『好きを貫き通す強い気持ち』と『支えてくれる仲間作り』がカギ。


この業界で出産を希望する女性は、多くの人と関わる仕事だからこそ「自分にはきっと無理だ。周りに迷惑をかけてしまう。」とか、初めから怖気付く人は多いかもしれません。

しかし、やりたい気持ちを持ち続けていれば、
気持ちを尊重して柔軟に対応してくれる会社に出会えるかもしれませんし、
家族や仲間がサポートしてくれるかもしれません。

自分の気持ちに正直になったら道が開けるという事を、今回勝倉さんのインタビューで私自身も気付かされました。

個人的な意見ですが、スタッフの『やりたい気持ち』を尊重し、伸ばしていけるKOO-KIという柔軟な会社の、これからにも期待したいと思います✨

出産を経て『世界が変わった』という勝倉さん。これからはもっと優しい人間になりたいと語っていたので、きっと映像にもその優しさが滲み出てくるのかもしれませんね。今後の勝倉さんの作品にみなさまぜひご期待ください!

<関連リンク>
勝倉葉子のWORKS−こどもちゃれんじ「初めての1人遊び・実況中継」篇
勝倉葉子のWORKS−GiRLS by PEACH JOHN 2019 SPRING